みんなピル飲んでる〜?

300円
access_time2021-09-30 12:32

私は飲んでます。
以前お題箱でピルや婦人科通院についてcodocで書いてください〜と言われたことがあるので、今回はピル目的で婦人科通ってる話です。

Twitterではもう自分の情報まるだしなのですが、その情報すべて流れていくのでちょっと改めてなぜ私がピルを飲み始めたかなど書いていこうかなと思います。

有料部分では私がいま通っている東京の婦人科について書きますが、来年私が引っ越しを控えているため数年後は違うところに通っている可能性もあるので、あくまで2021年9月現在通っている病院と思って参考にしてください。
また、自分や家族の生理に関する話にも触れているので、その部分はいつか有料部分にするかもしれないです……。

(とはいえ、現時点で生理の量や痛みがストレスだったり、家系的に婦人科系疾患に悩んでる親族が多いという方、性経験がないゆえに産婦人科に行くのが不安という方々が婦人科に行くきっかけになればいいなと思っているのでしばらくは無料部分はそのままの予定です)

 

【私の基本情報】
・30代
・性行為経験なし
・2017年に子宮内膜症(チョコレート嚢胞)と診断されたことをきっかけに治療でピルを飲み始めました

 

ピルってメディアで取り扱われるたびにいろんな感想がTwitterにあふれるのですが、私は服用しはじめてメリットを感じることが多いです。

私のまわりだと中学時代や大学時代に友達がピル飲んでるって話してるのを聞いたことがあって、生理の量が多くて…とか、生理不順で…ってパターンが多かったです。
なかには安いから個人輸入で海外から取り寄せてるって子もいましたが、当時はピルを飲んでなかったし婦人科に行ったこともなかったため「婦人科行くのはハードル高いから、海外から安く取り寄せれるのはいいなあ」くらいに思ってました。

しかし現在ピルを服用してると、人によっては血栓症になってひどい頭痛がはじまったとか、むくみがひどくなったという話も聞くので、はじめのころは病院にかかることをおすすめします。(あうピル、あわないピルもあると聞くし)

ピルについては私が書くよりも病院のサイトを見てもらうほうが参考になると思います。

 

 

私がピルを服用するまでの流れを説明します。
元々私は生理痛がひどいタイプで、小学生の時から生理がきたら必ず鎮痛剤を飲んで過ごしていました。
また、量も多かったです。

生理がナプキンから漏れるのは当たり前!お腹が痛いのも当たり前!という生活だったので、社会人になってから「生理は痛くないのが普通。生理痛がひどい場合は婦人科に相談してください」とファッション雑誌に書いてあるのを読んですごく驚いたのを覚えています。

母親にその驚きを伝えると「うん、お母さんは痛くないよ」と話してました。
実際母親はそういう悩みはなかったようですが、叔母や姉は私と同じように生理痛や朝起きたら漏れてる!なんてパターンが多かったようでした。
だから母親は自分は生理に悩んでないラッキーな人で、普通は「生理が重いもの」と思ってたようです。
実際、私も母親からあんたはそういうタイプなんだねと言われてたので、「私は重いタイプであって市販の鎮痛剤を飲んで過ごしていればいいんだ」くらいに思っていました。
(ちなみに叔母も姉も、最終的には母も婦人科系の病気になって手術を受けてます)

その後、社会人になってから生理はさらにひどくなっていきました。
新卒入社で通っていた会社はストレスが多い環境で、毎月毎月数字に追われていたため月末の成績締切が終わると、同時に生理が来るようになりました。
最終営業日の夕方に同期全員がストレスから解放されたと同時に生理が来て、トイレでばったり会うということもありました(嘘のような本当の話)

子宮内膜症が発覚する前は、もうどう考えてもおかしいだろ!という生理の量で、毎月シーツやパンツを経血で汚すのが当たり前でした。生理の一週間はほぼ毎朝起きてすぐにパンツとシーツを洗濯していました。
夜用ナプキンじゃ対策できず、おむつのようなナプキンを購入しましたが、それでも朝起きるとシーツが赤く染まっていました。

いよいよ婦人科に行ったほうがいいよな……、でも婦人科に行くのはなんとなく怖いしなあ……、そもそも内科と違って婦人科ってちょっとハードルが高いイメージだし、怖くて失礼な先生にあたったりするってネットで見たりするしなあ……と理由をつけて迷っている間にある日お腹がすごく痛くなったんです。

ちょうど友達と東方神起のコンサートに行く日だったのですが、日中からずっとお腹が痛くて、鎮痛剤を飲んだもののそれでもコンサートが始まって以降もお腹が痛く、途中から立てずに座ってコンサートを見てました。
で、翌朝起きるとやっぱりお腹がバカみたいに痛い。しかも、頭が痛くて体がだるい。熱をはかると39度近い熱がでており、会社を休んで病院に行きました。

で、そのまま婦人科で子宮内膜症の疑いがあること、子宮奇形であることが分かりました。

 

 

 

 

 

 

当初は、この子宮内膜症を診断してくれた産婦人科で、トリキュラーというピルを飲んでいました。が、その病院では結局毎回受付でピルを受け取るだけという形が1年ほど続きました。
ピルを最初に処方してもらったときは年に一度は血液検査するから!と医師に言われていたのですが、ピルを継続的に受け取るようになってからはその医師と会うこともありませんでした。
子宮内膜症の治療目的のピル処方なのにこれは大丈夫なのか?とモヤモヤしたことと、3ヶ月生理を止めれるピルがあると知り、そのピルに変えたくて産婦人科を変えることにしました。

 

 

いま現在、私はヤーズフレックスというピルを服用しています。

 

 

上記で書いたように、生理を3ヶ月に一度に減らしたい!という気持ちでこのヤーズフレックスを取り扱っている産婦人科に通っていますが、とても満足しています!

新しい病院なので、トリキュラーを受け取っていた病院よりも設備が整っている印象も受けています。

以下いまの病院で良いと感じた点

①子宮内膜症を内診するときに「性行為経験がない」と伝えると、肛門から内診してくれた
→以前の病院だと問答無用に膣につっこまれて痛さに大声をあげたら「うるさいな〜」って態度をされたことがショックでした。
→ていうか肛門に器具を突っ込まれても全然痛くなくてむしろ脱糞感すらあってすごくビックリしました!性経験ない族は肛門で内診可能なら内診してもらいましょう!

②ピルを受け取りにいくたびに、看護師さんからカウンセリングを受けて、不明点があればその場で質問ができる!半年に一度血液検査をしてくれて、数値の異常があれば医師から説明がある
→私の場合、過去一度腎臓の数値が悪かったことがあり、医師の先生から説明を受けたことがあります。事務的にピルを渡すのではなくきっちり見てくれてることに安心できました!

③年に一度、子宮内膜症の病状を確認してくれる
→ピルを飲むことで子宮内膜症の病状が軽減することがあるので、一年前とくらべて現在はどうなっているかを確認してくれたのが安心できて嬉しかったです(まえの病院ではそんなことされなかったので…)

ヤーズフレックスの服用をはじめてからトリキュラー時代よりも生理痛が減った気がします!ヤーズフレックス自体は不正出血が多かったり、あわない人もいるらしいので処方を希望する場合はしっかり経過を見てくれる病院がいいのかな〜と思います。

なにより生理がくる頻度がさがったことがめちゃくちゃ快適です!
おむつみたいな生理シートはいて寝ても翌朝にはシーツを経血で染めていた私ですが、いまではほぼ昼用ナプキンで日常を過ごせるようになりました!
起きてもシーツが汚れてないってノーストレスすぎる!すごい!
PMSについてどう?と友達に聞かれたこともありますが、生理の頻度自体さがるし、メンタルの上下をあまり感じないんですよね……。
あとピルの副作用についてですが、私の場合は服用をはじめたころ生理痛のような腹痛と不正出血があった程度でした。

 

ヤーズフレックスは、通うたび3シートずつ受け取っていますが再診料込で毎回7600円ほど払っています。
月にすると2533円くらいの出費です。
安いのか高いのかはそれぞれの判断によると思いますが、私自身は当初この値段で生理のストレスがめちゃくちゃ軽減されて最高ーーー!!の気持ちでした。

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